Fender Jazz Bass 改造&メンテ☆其の弐~!



このJazzベースのサーキットは、2ボリューム・1トーンで、ピックアップはフロント・リアともにシングルコイルのパラレル(並列)配線になっている。同じフェンダーのプレシジョンベースとの最大の違いはピックアップの配列とこの配線にあって、基本的にプレシジョンベースのピックアップはJazzベースのようなフロントとリアという配列ではなく、高音弦側と低音弦側に2つのピックアップがあり、それらがシリーズ(直列)配線されている



そのことから、プレシジョンベースの音色は太く芯はあるが、高音域の成分が少なく、Jazzベースは高音域に寄った音色が特徴のため、スラップ奏法を多用するベーシストには、Jazzベースが扱いやすいらしい。(レッチリのフリー使用で有名なミュージックマンの スティングレイもパラレル配線らしい。)



それやったら、Jazzベースも切り替えスイッチつけて、シリーズ(直列)配線⇔パラレル(並列)配線どっちも使えるようにしたら、最強やんけ~!!

って考えてくれたポップ☆ギターズさんの配線図を参考に、わいも改造するで~!!



それと今回ついでに、ベースは特に違いがはっきりするんちゃうか~?と思って、トーンコンデンサーの種類・定数による音色の違いを試してみたで~!!



↓ギターカスタムショップ ポップ☆ギターズさんのリンク貼っとくで~


①まずは、手持ちにあった6ピン2極のトルグスイッチを使い配線を変更していく。この配線により、別々で2つあったフロント用・リア用のボリュームPOTが共用で1つになり、POT空きスペースを利用してトグルスイッチを設置する。(スイッチ付きPOTを使えば、見た目そのままにできるけど、キャビティ内の高さがギリギリアウトやったからボディ加工が必要になるなぁ。。)配置は、トーンPOTをそのまま手前にずらして、手前から順にボリュームPOT、トーンPOT、トグルスイッチに変更する。



↓トグルスイッチ配線中画像(配線材はいつものように、手持ちのベルデン使用)



↓改造前画像



↓改造後画像



②トーンコンデンサーの違いを確認するために、7種類のコンデンサーを音色確認しながら試してみたで~!!



↓元々付いてたコンデンサー!? こんなちっこいヤツは、ハイパス用かエフェクター用ちゃうんけ~!!!!?



↓お試し結果は、またなんと!!これが40年前のTEISCO 真空管アンプから外したオイルコンデンサーが頂点に輝きました!!!(普通寿命がきてるはずやねんけどなぁ。。。。)


耐圧1000V 0.02μF




↓完成画像じゃ~!!


やっぱり、ベースはギター以上にトーンコンデンサーの違いがトーン全開状態でもめっちゃ音色に影響してくるで~!!今回はお試しでコンデンサーの種類・定数による違いが良くわかるから、楽しかったわ~!!


せやけど世間ではよく、『トーンコンデンサー交換なんか自己満足やぜ~』って言ってる奴がおるけど、ベースで試してみろや!!マジですぐに、分かるはずやぞ~!!

ベースで分からんやつは、耳腐ってるから楽器演奏に向いてないんちゃうか~!!



それ以上に、トグルスイッチによるシリーズ・パラレル切り替えは、ほんまに効果がすごい!!元々のパラレル配線の音色も残せるし、切り替えしたらブースター効果みたいになるから、エフェクターなんかいらんぜ~!!

今回の改造も全部手持ちでいけたから、改造費0円やったし、

べースも、やっぱ改造は最高やなぁ~!!


ゆっくり、じみへん

音楽、DTMやギター、ベース、アンプ、エフェクター改造、 車のカスタム等、気楽に楽しんでいきましょう〜‼︎

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